県高等学校新人剣道大会。
感染拡大防止のため、団体戦・個人戦、さらに男女別日程での開催、
つまり、今週から4週連続週末は試合です。
本日は女子団体戦。
参加者入場時の検温、消毒。
保護者は選手一人当たり1名までの入場。
マスク着用は必須。
今年度最初の県大会ですので、
細心の注意を払って。
さらに、全日本剣道連盟のガイドラインを受けて、
全国高体連から「共通認識」なるものが出され、
「鍔迫り合い」に限らず、「身体接触」があった場合には直ちに分かれるか
引き技を出すようにする。
「身体接触」後に分かれる際も全国高体連剣道部「申し合わせ事項」を適用する・・・云々。
mini98は審判主任として参加させていただきましたが、
審判としては「分かれ」をかけるタイミングが大変審判の力量を問われる問題だと感じました。
試合の流れを止めることはできませんが「感染拡大防止」というのが「全剣連ガイドライン」「高体連共通認識」の
趣旨だと思いますので、まずはもつれたところでは選手同士を離す。
ただ、引き際の技はOKということですので、その機会を奪ってはいけない。
合わせて、それを利用して自分を有利にしようという行為については厳しく反則を取らねばならない。
その見極めをしなければならない。
これはなかなか大変です。
試合開始当初は、「分かれ!」のタイミングが早いな、遅いなと感じて、
審判の先生方に各試合後お話をさせていただきましたが、
でも、自分があの場に立って審判したらどうだろうと考えると、
これを捌ききるのは大変です。
でも、先生方は見事に本日の審判を立ちきっていただいたと思うし、
選手たちも立派だったと思います。
面マスクをつけて、4分間の試合時間中、鍔迫り合いなく絶え間なく攻め合い、
技を出し合う選手たち。思い切った面、鍔迫り合いに入った瞬間の引き技。
ただ、選手の疲労度はハンパない。
熱中症の心配は季節的になくなってきたかと思いますが、
これは別の意味で選手たちの体力が大丈夫だろうかと思うと同時に、
今までになくいい試合が続いたなとも感じました。
特に決勝戦は締まった試合で、両校ともに力を出し切った感じを受けました。
感染拡大防止はもちろんですが、
これが我が県高校剣道の向上にもつながればいいなと。
その糸口も見えたのかなと思った次第です。
T審判長も言っておられましたが、
これまで「分かれ!」の宣告は、「しっかり見極めて安易にかけないように」と言われていたのに、
「しっかり見極めて積極的にかけるように」しなければいけない。
確かに。
でも、「いい試合」だったなあ。
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posted by mini98 at 23:58|
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