ある大学の過去問の中に、「リーダーシップ」についての文章を読んで、
その要約を書き、その内容を踏まえてリーダーシップについてのあなたの考えを述べなさい。
というものがあった。
外資系の企業や海外の大学では、その採用試験や入試で、
個人個人に「リーダーシップ」が求められるのであるが、
日本では、逆に「船頭多くして船山に登る」の諺にあるように、
チームの中のリーダは一人、あるいは少数の方が、トラブルが少なくて良いと
考えている節がある。
しかし、実はチーム内に複数のリーダーがいる方が、圧倒的に生産性は高くなる。
「船頭多くして・・・」の例えの「船頭」は本当の意味での「リーダー」ではない。
リーダーとは、常に「チームにとって一番いい結果」になるように行動する人であり、
自分の意見に反対する意見が出ても、それがチームのためになると思えば、
すぐさま舵を切って、常によりいい方向に向いていくように考える人のことをいうからである。
そんな人間が、チーム内に複数いることがマイナスに働くわけがない・・・。
・・・てな話だったと思います。
これは、自分自身の「身体の中身」にも言えることで。
どこか一か所に頼ってしまえば、周りの筋肉はその命令に従ってしか動けない。
(したがって結果的に『遅れて』しまう)
自分の身体の隅々までが、自分の身体の一番いい方向に向いていくように、
「リーダーシップ」を持って動いてくれれば、相手に遅れるわけはない。
身体のどの部分も、受け身でない「指示待ち」ではない。
それぞれのパーツが、自分の身体の最適解を求めて動いてくれる。
そういう状態が理想だなあ。
小論文指導しながら、
そんなことを考えてしまった(笑)
(もちろんちゃんと指導しますよ)
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