「先生、面接試験の練習していただけませんか?」
もちろん。
では、ということで場所を確保し、開始。
まずは定番の質問。
あなたが本学を受験された理由をお聞かせください。
「はい、私が中学生の時、祖母が亡くなって落ち込んでしまっていたところ、学校のカウンセラーの先生に話を聞いていただき、非常に気持ちが楽になりました。そこから私はカウンセラーを目指そうと・・・・」
ちょっとまった!
聞くけど、それは本当の話か?
聞いている限り嘘っぽいね。
正直に言ってごらん。カウンセラーを目指すようになったのはいつ?
「高2の後半からです・・・実は私、学校に来れなかった時期があって・・・その時保健室の先生からカウンセリング受けてみたらと言われて、その時の先生がすごく印象にあるんですけれど、でも、不登校気味だったなんて、言いたくなくて・・・」
そうか。でも、それが正直な自分の気持ちなのならば、
それを活かして志望理由を考え直しなさい。
mini98は、君の不登校気味だった過去は、不利になるとは思わんよ。
むしろ、そこを変えてくれた人に出会った経験は、貴重なんじゃないか?
「言っていいんですか?」
いいんです(笑)
どうも、高3の間では「面接や小論文指導で『ねちっこくて細かい先生』」と思われているようで、
敬遠する生徒もいるようですが、マニアな生徒は今回みたいに「志願」してきます(笑)
玄関=禅宗において,玄妙に入る関門の意でこの名がある。
いよいよ「修行の道」に入る彼女たちにとって、
その世界の門前で立っている修行僧の前にあらわれた「殿司(でんす)=(入門の際、やる気がないなら帰れ!と厳しく追い返す役目)」
のようでありたいと思います。
その「ねちっこさ」が稽古になぜ活きないのか(笑)
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